相続税のかからない財産とは

何でもかんでも相続税の課税対象にされてはたまりません。

そこで社会一般的にみても非課税扱いされるものもあります。

例えば、非課税扱いの財産にはお墓や仏壇などがあります。

まるで昔の古墳のように土地を盛って、その下にご先祖様を葬っているような人もおられるようです。

これも非課税対象なのですから金額がいくらかかってもいいわけです。

したがって、相続財産の多くなる人は色々な知恵を使って、節税対策をしています。

相続税のかからない財産の一覧

◆墓地、墓石、霊廟、祭具、神棚、神体、神具、仏壇、仏像、位牌、お霊屋、墓所、庭内神し、古墳などの祭祀用具

◆相続税の申告期限までに国や地方公共団体、特定の公益法人に寄付した寄付財産

◆相続税の申告期限までに、特定公益信託の信託財産とするために支出した一定の金銭。

◆宗教、慈善、学術、その他公益を目的とする事業を行う一定の個人等が相続や遺贈によってもらった財産で公益を目的とする事業に使われることが確実なもの。

◆交通事故の損害賠償金(遺族の精神的な苦痛に対する慰謝料としての賠償金を請求する権利の部分などで全てではありません。)

◆心身障害者共済制度に基づく給付金の受給権。